ボランティア2日目ということで、昨日と同じホテルに向かいました。

最終日(といってもたった2日しかやってませんが)だったので気持ちよく終わらせたかったのですが、やはり世の中そんなに上手くはいかないようで。。

今日は着いたら、Y中さんとT村さんのほかに2人の学生さんがいました。
一人は地元の、とても感じのいい女の子だったのですが、もう一人はちょっとがっくりしてしまうようなコで。
彼女は東京在住で、私と全く同じパターン(遠方から来たけれど結局業務らしきことは殆んどせず)だったため、近ツリの方々も含めた我々メンバーに、「やってらんない」とずーっと愚痴を言っていました。それもまるで私たちを責めるかのような口調で。
彼女のあまりの暴走ぶりに、近ツリのI田さんが「なんか暗い気分になっちゃうから話題かえようか」と言ったのですが、全くお構いなし。
その上、「日本は高校生を代表に選んだほうがまだマシだったんじゃない?なんなんですかね~、情けなすぎ。まーもともとメダルなんて期待してなかったけど。」などと言い放ってました。
確かに今回の日本選手は不振で、既にマスコミにはボロクソに言われてるけど、ちょっとその言い方はないんじゃ…。
為末ファンの私としては切なかったです。

まーでも私だって、自分が彼女くらいの年齢だったら、今回のボランティアに関しては同じような態度をとっていたかもしれませんね。辛うじて踏みとどまっていられるのは、多少社会人としての経験値があるからという、それだけの違いなのかもしれません。

その後、昨日「バッグが欲しい」と言っていたナイジェリアの選手がインフォメーションカウンターにやってきました。
用件を聞くと、VIPカー(celicaさんが担当しているセクションの車ですね)にデジカメを忘れてきたとのこと。
スタッフが車の特徴などを訊いたら、
「何も覚えてない。そんなことより早く探して。事務局なんだから分かるでしょ!」
という態度。
VIPカーは200台くらいあり、タクシーのように無線管理しているわけではないので、「最善は尽くすが確証はできない」と答えると、
「どうしてすぐ分からないの!理解できない!」と逆ギレ。
(このくらいの英語はさすがに分かった。顔怒ってたし。)
結局ドライバーさんが気づいて戻ってきてくれたので事なきを得たのですが、I田さんが精一杯の抗議の気持ちを込めて、
「今回はたまたま見つかったけど、これは珍しいことなんだよ。もっと自分の荷物はきちんと管理してね」
と注意したら、口を尖らせ、ありがとうorごめんなさいの一言もなく、捨て台詞を吐いて部屋に戻っていきました。

仕事では“鬼軍曹”の異名をとるワタクシ、文句タラタラの女の子といい、このナイジェリアの選手といい、普段なら、

「ちょっとアンタたちここ座んなさい!」

と、正座させたのち、金八先生ばりに小1時間ほど説教しているところですが(笑)、残念ながらそんな語学力があるわけもなく、また場の雰囲気を悪くするだけと思い泣く泣く断念しました。

特にナイジェリアの選手に対しては、昨日仲良くなったサラがとてもよい人だったたけに残念。
彼女は明日の4×100mのリレーに出るそうで、いかにも速そうな手足をしていましたが、たとえ彼女がメダリストになったとしても、決して「一流のアスリート」などとは呼びたくないなと思いました。

そんな中で唯一の救いだったのは、近ツリの方々のプロフェッショナルな仕事ぶりを目の当たりにできたこと。
選手が早口の英語で無理難題を要求してきても、相手のペースにのまれることなく、まずプライオリティーを確認する。
例えば時間がないけど買い物したい、という選手には、時間厳守で戻らなければいけないのか、多少遅れてもいいから、目的を果たせるまで探したほうがいいのかと言ったことを流暢な英語で確認していました。
そして、前述のナイジェリア選手のように、無茶なことを言う人には毅然とした態度で応対する。
外国人慣れしているということもあるんでしょうが、横で見ていてホレボレしてしまいました。
しかも彼ら、昨日も書きましたが急遽呼ばれたため夏休み返上で、ゆっくり食事をとる時間もなく1日中働いているんですよ。
ほんと、リアル『プロフェッショナル~仕事の流儀』を見ているようで(笑)、彼らのおかげでとても清々しい気分でボランティア活動を終えることができました。

このボランティア活動については、1年以上も前から自分の中で気持ちが盛り上がっていただけに、役に立った実感もないまま終わってしまったなあ。。というのが率直な気持ちです。
1年前と書きましたが、その時は仕事が休めるかも分からなかったし、両親が私のこういった活動に対しあまり諸手を挙げて賛成していないのも察していたので、「できたらいいけど、できないかもしれないなあ」と、正直なところ思っていました。
けれど実際は、会社の仲間をはじめいろんな人からあたたかく送り出されて、大きなトラブルもなく終えることができた。
それだけで私はもう充分な気がします。

明日は最後の観戦日。
次、日本で陸上の国際大会が行なわれるのは20年後くらいなのかな。
その時は、「前回日本で行なわれた大阪大会は…」なんて言われて、この大会のことを懐かしく思い出すんでしょうね。
めいっぱい、楽しんでこようと思います。

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